平原 真

視覚デザイン学科 准教授

Q.平原先生の専門分野を教えてください

A.メディアアートです。一般的にメディアアートというと、コンピューターを使った電子的なものというイメージがあると思うのですが、僕はもう少し広く考えています。メディアは媒体です。素材とその上に表現されるものというのは不可分で、その素材だからこそできる表現を考えることも含めて自分の専門領域をメディアアートというふうに説明しています。

Q.平原先生から見て長岡造形大学視覚デザイン学科の魅力ってなんだと思いますか?

A.学生さんにとって、それぞれ専門領域の違う先生が多数いらっしゃることが他に変え難い魅力だと思います。

Q.平原先生は本学の産業デザイン学科視覚デザインコース(現:視覚デザイン学科)の卒業生でもありますが、今も昔も変わらない大学のいいところはありますか?

A.僕がいた時から視覚のコースのメインはポスターとかエディトリアルだったんですけど、僕はちょっとそこから外れて立体作品とかインタラクティブなことをやっていました。視覚デザインの枠と言うのは実はあまりなくて、生徒のやりたいことを許容してくれる環境が変わらないいいところではないかと思います。

Q.では昔と比べていい変化などは感じられますか?

A.学生的な立場で言うと、学食や車のサブスクがあるのが羨ましいですね。僕は学生の頃車を持っていなかったので、今学生だったらぜひ利用したいなあと思いますね。

Q.ご自身が学生時代にはどんな方に頼っていたり助けられたりしましたか?

A.一番大きいのは友人ですね。同級生には浪人をして年上の人もいて、そういう人にはよく助けてもらいました。大学を卒業した今でも繋がりがあります。先輩との関わりはサークルなどの授業外の時間が多くて、バイトを紹介してもらったりしましたね。あとは大学の先生ですね。授業とは関係のない自分が興味のあることをやろうと思った時に先生のところに行ってよく相談していました。

Q.先生の立場になって、学生との関わりは活発ですか?

A.活発だと思いますね。課題の提出間際になると特に多いですね。 大学生は高校生に比べて先生と個人で話す機会が増えるのかなと思います。 大学だと4年生になると卒業研究があって、否が応でも先生と1対1で話していくことがあるのですが、会社員とか社会人になったら必ず仕事をそういうふうに人と人との対話で進めていくことになるのでいい練習になると思います。

Q.最後にどんな人に長岡造形大学の視覚デザイン学科がおすすめですか?

A.視覚デザイン学科の先生の仕事を見てすごいなって思った人はまずおすすめです。何せそれを作った人と直接話せるので。僕の作品を見て、先生みたいな作品を作りたいですっていう人が来てくれたら嬉しいですね。 でも僕自身は大学に入る前にこういう仕事をしたいとかこういう創作をしたいって明確に決めてたわけじゃなくて、大学に入ってからいる間にいろんな世界を知って興味が持てるものを見つけたので、明確じゃなくてもなんとなく楽しそうだからっていう理由で来てもいいと思います。

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